さくらい動物クリニック

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ブログ

犬を迎える前に考えること

こんにちは。今回から犬の飼い方について記事を書いていきたいと思います。

本日は犬を迎えようと考えている方に考えてほしいことをお話ししたいと思います。

◎しつけをしっかり行えるか

人と犬が生活するうえで最も大切なことです。

犬のストレスにならないよう、お家の方の負担にならないよう、周りの方の迷惑にならないよう、人間社会に適応させるしつけが必要です。(嚙み癖を作らない、トイレ、触られることに慣れさせる、吠えない等)

詳しくは今後ブログでご紹介します。

◎運動の時間が取れるか

犬種によって必要な運動量はさまざまです。例えば若く健康な大型犬の運動時間は、朝夕2回約1時間ずつ必要です。

その時間を毎日取ってあげられるかということを考えてみてください。

◎室内飼育ができるか

温度管理や排泄物のチェックをするためには室内飼育がわかりやすいです。

手術後や病気になったときは夏の暑さや冬の寒さ、雨や雑菌は命にかかわります。そのためにも普段は外にいる子でも何かあればお家の中へ入れてもらえる環境が必要になってきます。

何より大切な家族ですから、同じ屋根の下で暮らすことはごく当たり前のことではないでしょうか。

◎病気の予防と費用

犬に必要な病気の予防です。

フィラリア 

蚊を媒介してうつる寄生虫で、心臓に寄生します。進行すると重度の右心不全になり亡くなることもあるのでしっかり予防しましょう。感染していなければ、5または6月~12月まで7~8回投薬します。

ノミ・ダニ

嚙まれたことによる痒み、病原体の媒介といいことは一つもないので予防してあげましょう。室内飼いでも、ノミは何mも飛ぶので、寄生のチャンスはありますし頻繁にお散歩に行かなくてもお外に出ればダニが寄生する可能性はあります。月に一度を目安に予防しましょう。

混合ワクチン

詳しくは「予防接種について」をご覧ください。

かかると命にかかわる病気や、人にもうつる病気もあるので年一回の接種が推奨されています。

狂犬病予防注射

こちらは混合ワクチンの中には含まれていません。

狂犬病予防注射を打つのは法律で決まっている義務なので必ず接種しましょう。

以上より病気の予防にかかる費用は、小型犬で年間3万円程度です(地域差もありますが)。これらの病気にかかるとさらに何倍もの費用がかかるだけでなく、命を落としかねません。

あとは日々のごはん代や室内用のペットシーツ代などが必要になってきます。

◎一生愛情をもってお世話ができるか

最近は獣医療も進歩してきて、犬の寿命も延びています。近年の犬の平均寿命は小型・中型犬が12~15歳、大型犬は10歳ぐらいだといわれています。とても長生きする子で20歳ちかくまで生きた子もいるそうです。

また犬も高齢になったり病気になると人と同じように、床ずれしないようにこまめに体位を変更したり、排泄の世話などの介護が必要になってきます。

大型犬にもなると力の入っていない体はとても重く、お家の方の負担も少なくありません。

ここまでマイナスなことばかり書いてきましたが、もちろんそればかりではありません。

犬と一緒に生活することで私たちの生活は豊かになり、メリハリもうまれます。

疲れて帰ってきても、家で迎えてくれる犬に毎日癒される人が多いのではないでしょうか。

ただ、動物を飼うには時間もお金もとてもかかります。自分のライフスタイルにあうか、よく考えてみてください。

動物看護師